こんにちは、FXふーちゃんです。私はピュアオーディオ(以下、ピュアAUとします)が趣味なのですが、2025年1月にチューナレス大型テレビを導入して、AV環境を構築しましたので、以下に紹介させていただきます。
今回導入したのはチューナレス大型テレビが「TCS P63Jシリーズ」、AVアンプが「YAMAHA RX-A4A」、センタースピーカーが「B&W THM71 S2」、サラウンドスピーカーが「B&W M-1」、センタースピーカースタンドが「HAMILeX SB-410」、ブルーレイディスクプレイヤーが「Panasonic DMP-BD90S-K」です。映像配信サービス「ABEMA」、「Lemino」、「d-アニメ」、「AMAZONプライム」等を楽しく視聴するためにコストパフォーマンスのよさそうなものをチョイスしました。
私のシステムは上述のシステムに加えて以下の通りです。
CDトランスポートが「GOLDMUND MIMESIS 36 PLUS」、D/Aコンバーターが「GOLDMUND MIMESIS 21D」、プリアンプが「GOLDMUND MIMESI 27 EVO」、パワーアンプが「GOLDMUND MIMESI 28 EVO(故障中)」です。これらをオーディオラック「MUSIC TOOLS ISO static ICN27G」二台に設置しています。

今回は半年使ってみたAVアンプ「YAMAHA RX-A4A」の感想を以下に述べさせていただきます。
長所は以下の7つです。
- 「10本のスピーカーを駆動する優れた機能性」
フロントスピーカー×2本、センタースピーカー×1本、サラウンドスピーカー×2本、サラウンドバックスピーカー×2本、フロントプレゼンススピーカー×2本、サブウーファー×1本の合計10本のスピーカーを1台のAVアンプで駆動するAVアンプ「YAMAHA RX-A4A」は素晴らしい機能性です。D級アンプだからこそ実現できたのだと拝察します。ピュアAUを楽しんできた私からすると夢のようです。
- 「音響調整機能」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」はスピーカーを設置したのち、リスニングポジションに付属のマイクを設置して各スピーカーから出る音を観測してからリスニングルームの音響を把握して、各スピーカーから出る音の強弱を補正する機能があります。AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」でもっとも感銘を受けた長所です。
- 「多彩な再生エフェクト」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」は多彩な再生エフェクトがあって重宝します。色々なエフェクトを試しましたが、アニメのネット配信を見るには「SURROUND AI」に、「SONY PLAY STATION 4」で「Ys Ⅹ」をプレイするには「ROLL PLAYING GAME」落ち着きました。AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」の最大の魅力であるリスニングルームの音響調整機能を反映した再生を考慮した結果です。
CDを再生する際にメインスピーカー×2本のみを使う「2CH」とメインスピーカー×2本、センタースピーカー×1本、サラウンドスピーカー×2本、サラウンドバックスピーカー×2本の計7本を使うその他の再生エフェクトを比較しますと、前者は音場が奥に展開されるのに対して、後者は音場が手前に展開してどちらもとても興味深いです。気分やソースによって使い分けていてとても面白いです。
- 「過不足のない駆動力と音質」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」はメインスピーカー「Acustik Lab Stella Opus」、センタースピーカー「B&W THM71 S2」、サラウンドスピーカー「B&W M-1」、サラウンドバックスピーカー「Acustik Lab Bolero」を過不足無く駆動します。音の印象は、クリアでクールな温度感で色付けが少ないという端正な印象です。
以前、ピュアAUのメインスピーカー「Acustik Lab Stella Opus」を駆動していたプリアンプ「GOLDMUND MIMESI 27 EVO」、パワーアンプ「GOLDMUND MIMESI 28 EVO」と比べると音の駆動力、スピード感、解像度等は劣りますが、両者の価格差を考えるとやむを得ないと思います。
- 「充実した拡張性」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」はプリアウト機能があり、メインスピーカー、センタースピーカー、サラウンドスピーカー、サラウンドバックスピーカーの信号を出力して外部パワーアンプを利用できます。前述のように外部パワーアンプを利用すると音質の更なるグレードアップが期待できます。現在、故障しているGOLDMUND MIMESI 28 EVO」を修理したらメインスピーカー「Acustik Lab Stella Opus」を駆動させたいと考えています。その後は、更にパワーアンプを導入して音質の向上を図りたいと考えています。
- 「高級感のあるデザイン」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」はフロントパネルが鏡面加工で高級感があります。フロントパネルはダイヤルとディスプレイがシンプルに配置しており、上品な印象で気に入っています。
- 「ボタンが発光して暗闇でも見やすいリモコン」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」のリモコンはぱっと見は普通のリモコンですが、手に持つとずっしりしていて質感が高い印象をいただきました。またリモコンのボタンを押すと数秒間、発行して暗闇でも見やすくてとても重宝します。
- 「信じがたいほどの高コストパフォーマンス」
上述してきましたようにAVアンプ「YAMAHA RX-A4A」はピュアAUしか知らなかった私に信じがたいほどの高コストパフォーマンスで、私はカルチャーショックを受けました。これが約11万円で購入できるなんて素晴らしいと感動しました。
半年くらい使ってみて、短所もありましたので、以下に記述させていただきます。
- 「入力信号の誤反応」
現在、HDMI 1端子にブルーレイディスクプレイヤー「Panasonic DMP-BD90S-K」、HDMI 2端子に「SONY PLAY STATION 4」を接続しています。「Panasonic DMP-BD90S-K」を起動すると、「SONY PLAY STATION 4」が勝手に起動して、画面も「SONY PLAY STATION 4」に勝手に切り替わります。しかもAVアンプ「YAMAHA RX-A4A」やチューナレス大型テレビ「TCS P63Jシリーズ」のリモコンで「Panasonic DMP-BD90S-K」に切り替えようとしても、「SONY PLAY STATION 4」に勝手に切り替わって難儀しています。
チューナレス大型テレビ「TCS P63Jシリーズ」が原因かもしれませんが、詳しくはわかりませんでしたので、AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」の短所として記述しました。
- 「SLEEP時間の設定」
AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」のリモコンの左上に「SLEEPボタン」があり、それを押すとSLEEP時間を設定できます。SLEEP時間1時間に設定したのですが、実際には15分くらいでSLEEP状態になっていて、SLEEP時間を設定できません。これもチューナレス大型テレビ「TCS P63Jシリーズ」が原因かもしれませんが、詳しくはわかりませんでしたので、AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」の短所として記述しました。
以上のことをまとめますと、AVアンプ「YAMAHA RX-A4A」は夢のようなコストパフォーマンスの製品で、導入してとても良かったと思います。今後、更にシステムを高度に発展させていこうと考えています。
次回はAVシステムを包括して感想を述べたいと考えています。